■人生の教え■
「余暇を使わぬ人間に余暇はない」といわれる。たとえ趣味であっても労働能力を養うのには役立つ。趣味はある種の勤勉さを要求し、その当事者には楽しい仕事を提供してくれる。知的な趣味、身体活動的な趣味、芸術・科学的な趣味、何でもよいが凝り固まりすぎるのもよくない。
他の人間に好奇心をそそるのは、その人がどんな生涯を送ったか、つまり、個人的な歴史を知ることです。記録に残された他人の一生からは、誰でもが何かを学ぶ。立派な人物の一生の記録は特に有益です。それは、我々の魂に呼びかけ、希望を抱かせ、偉大な手本を示してくれる。
崇高な精神に燃え義務を果たし一生を終えた人たちの影響力は、永久に
消えることはない。
偉大な生き方は時を超えて生き続ける
高潔な人格は時代から時代へと永久に受け継がれる遺産であり、同じような人格を絶えまなく生み出してゆく。「百年の教えを説く、孔子・老子などの生き方を知れば愚者は賢くなり、よく迷うものは強い決断力を得る」。すぐれた人物の血の通った生涯は、後世の人たちにとっていつまでも自由と開放の福音であり続ける。
「余暇を使わぬ人間に余暇はない」といわれる。たとえ趣味であっても労働能力を養うのには役立つ。趣味はある種の勤勉さを要求し、その当事者には楽しい仕事を提供してくれる。知的な趣味、身体活動的な趣味、芸術・科学的な趣味、 何でもよいが凝り固まりすぎるのもよくない。
真の幸福は、頭脳や身体機能が有効に活用されなければ手に入るものではない。健康や活気や喜びを失うのは身体を動かしすぎた・または動かさないからではなく、なまけたからである。怠けているときの精神は一番無駄にエネギーを使う。
いかなる職業でも、有能な人間になるには次の３つが欠かせない。それは天性と勉強、そして実践です。ベーコンは「最短の近道はたいていの場合、一番悪い道だ。だから最善の道を通りたければ、多少なりとも回り道をしなければならない」。時代の流れと合致する思いがけない出会いもある。
「最良の教育とは、人が自分自身に与える教育です」精神を鍛え勉強の習慣をつけるという意味でのみ価値がある。他人から押し付けられた教育は、自分が熱心に自分で努力したほど身につかない。自らの汗と涙で勝ち取った知識だけが、完全に自分の所有物となる。。
真に大志あるものは、よく小物を勤め、真に遠慮あるものは，細事を忽せにせず（佐藤一斎１－２７） ＝＝＝真に大志あるものは小さな事がらも粗末にしないで勤め励み、真に遠大な考えを持っているものは、些細な事がらもゆるがせにしない。
